人の細胞は年齢を経ることに様々な変化を見せます。
当院の提供する細胞バンク事業では、最新の設備を使って細胞を長期的に保存することができます。10年・20年後の未来まで細胞を保存し、将来の健康に役立ててみませんか。
細胞バンク事業では患者様本人の腹部脂肪組織から間葉系幹細胞を採取して保存することができます。
間葉系幹細胞は治療分野においてもっとも多く研究されている細胞のひとつであり、優秀な自己増殖能・分化能に加えて、幹細胞自身の放出するサイトカインや各種成長因子は、特定の組織や細胞に働きかけてその活性を調整する役割を持ちます。
これらの性質から、近年ではアトピー性皮膚炎や脊椎損傷などをはじめ多くの治療で高い
効果をあげています。
一方で、間葉系幹細胞には、加齢による劣化や細胞老化などの問題が知られていました。
当院ではこれらの問題を解決すべく、液体窒素を用いた細胞の長期凍結保存事業を開始致しました。
本事業では採取した細胞の初代培養株を凍結保存することで、半永久的に細胞
を供給することが可能です。